【隠れコストとは??】投資信託の実質コストの調べ方を解説。

投資信託の手数料には、「隠れコスト」があることを知っていますか?

投資初心者の方は「ファンドを選ぶときにわかりやすく書かれている手数料だけじゃないの!?」とびっくりする人が少なからずいると思います。

ファンドを選ぶときに「信託報酬」だけでなく「隠れコスト」を理解しておかないと、知らない間に思ったより手数料を払っている状態になります。後から思っていたより多く手数料を払っていることに気づくとなんか嫌な気持ちになりますよね。。。

最悪の場合、「信託報酬」は安いが「隠れコスト」がとても高いファンドを買ってしまうと、リターンに大きな影響が出てくるかもしれません。

このような状態にならないよう、手数料の内訳の解説と、隠れコストの調べ方をわかりやすく解説していきます。

それでは行ってみましょう!

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投資信託の実質コストとは

投資信託の手数料は「信託報酬」の他にも下記コストがかかってきます。

  • 信託報酬手数料
  • 購入時手数料(販売手数料または買付手数料ともいう)
  • 信託財産留保額
  • 隠れコスト

これらすべて含めて「実質コスト 」という。

実際ファンドを調べても下図のように「買付手数料」と「管理費用」しかわかりません。「隠れコスト」については書かれていないため自分で調べないといけません。。。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

実際の手数料の流れとしては、

私たち「投資者」が「販売会社」に『信託報酬+購入手数料』を払う。受託会社と運用会社にも販売会社に払った「信託報酬」の決められた%分払われる。

このような流れになります。

あれ?「信託財産留保額」と「隠れコスト」は?と思われる方がおられるかもしれませんが、あとで解説します!(^^

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信託報酬手数料とは?調べ方も解説

投資信託の手数料を考えるうえで1番注目する部分と思います。

信託報酬手数料とは投資信託を管理・運用してもらうための経費です。投資信託の保有額に応じて毎年引かれていきます。

信託報酬手数料はファンドの目論見書を見るとわかります。

それでは楽天証券での調べ方を解説していきます。(例としてeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を用います)

まず目論見書の見たいファンドを調べます。そのファンドの画面の下のほうに目論見書の部分がありますのでクリックしましょう。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

目論見書内の「手続・手数料等」を見ましょう。下図の赤枠部が「信託報酬手数料」となります。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)目論見書

購入時手数料とは?調べ方も解説

購入時手数料は投資信託を購入するときにかかる手数料です。

商品によっては、購入時手数料がかからないものがあります。この商品を「ノーロード商品」といいます。

ちなみにつみたてNISAで買うことのできる商品は全てノーロード商品です。

購入時手数料もファンドの目論見書を見るとわかります。それでは調べ方を解説していきます。(例としてeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を用います)

まず目論見書の見たいファンドを調べます。そのファンドの画面の下のほうに目論見書の部分がありますのでクリックしましょう。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

目論見書内の「手続・手数料等」を見ましょう。下図の赤枠部が「購入時手数料」となります。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)目論見書

信託財産留保額とは?調べ方も解説

信託財産留保額は投資信託を売った時(解約)に発生する手数料のことです。

解約の際は投資信託を運用する会社が投資信託内の資産を売って、そのお金を私たちに渡してくれます。その売却の際に発生する手数料ですから、私たち投資家が負担しなければいけません。

信託財産留保額もファンドの目論見書を見るとわかります。それでは調べ方を解説していきます。(例としてeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を用います)

まず目論見書の見たいファンドを調べます。そのファンドの画面の下のほうに目論見書の部分がありますのでクリックしましょう。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

目論見書内の「手続・手数料等」を見ましょう。下図の赤枠部が「信託財産留保額」となります。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)目論見書

隠れコストとは?調べ方も解説

隠れコストとは売買条件等により異なるため、あらかじめ金額または上限額等を記載することはできないコストになります。自分で調べないとわからないコストですね^^;

隠れコストの内訳として下記があります。

  • 監査法人に支払われるファンドの監査費用
  • 有価証券等の売買時に取引した証券会社等に支払われる手数料
  • 有価証券等を海外で保管する場合、海外の保管機関に支払われる費用
  • その他信託事務の処理にかかる諸費用 等

これを見てもよくわかりませんね^^;

投資初心者の方は隠れコスト1つ1つの内容を理解するより、どのくらい隠れコストがかかっているのか調べることができれば大丈夫です!

隠れコストは年1回発行される、運用報告書から調べることができます。

さっそく調べてみましょう。(例としてeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を用います)

まず運用報告書の見たいファンドを調べます。そのファンドの画面の下のほうに運用報告書の部分がありますのでクリックしましょう。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

運用報告書内の「1万口当たりの費用明細」を見ましょう。下図の赤枠部全てが「隠れコスト」となります。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)運用報告書

実際に実質コストを計算してみよう!

それぞれの手数料の調べ方がわかったところで、実際に「実質コスト」を計算してみましょう。

例としてeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を用います。

まず、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の目論見書から「信託報酬手数料」・「購入時手数料」・「信託財産留保額」を調べていきましょう。

引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)目論見書

目論見書より下記手数料がかかるとわかります。

  • 信託報酬手数料:年率0.0968%(税込み)
  • 購入時手数料:0%(かからない)
  • 信託財産留保額:0%(かからない)

次にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の運用報告書(2019年4月26日~2020年4月27日)から「隠れコスト」を調べていきましょう。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 2021-03-22_14h49_49.jpg
引用:楽天証券eMAXIS Slim米国株式(S&P500)運用報告書

運用報告書より下記手数料がかかるとわかります。

  • 売買委託手数料:0.012%
  • 有価証券取引税:0%
  • の他費用0.032%

合計0.044%。よって、隠れコストは0.044%となります。

(※運用報告書に書いてある、信託報酬は2019年4月26日~2020年4月27日に実際かかったものであり、目論見書に書いてある信託報酬と少し乖離がありますが、目論見書の方を参考にしてもらって大丈夫です。)

よって実際にかかる手数料(実質コスト)は下記になります。

  • 信託報酬手数料:年率0.0968%
  • 購入時手数料:0%
  • 信託財産留保額:0%
  • 隠れコスト:0.044%

合計0.1408%

実質コスト0.1408%かかる

実質コストの計算完了(/・ω・)/

まとめ

投資信託にかかる手数料は信託報酬手数料・購入時手数料・信託財産留保額隠れコストがあり、それぞれの調べ方もわかったと思います。

再度調べ方をまとめて記載しておきます。

信託報酬手数料・購入時手数料・信託財産留保額

目論見書で確認

隠れコスト

運用報告書で確認

これらの合計が「実質コスト」

実質コストを確認し、購入する投資信託を選ぶ際の1つの情報として活用してください。

そして自分が1番納得できる投資信託を購入してもらえると嬉しいです^^

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おわりっ

<br>うりさん<br>

うりさん

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