設備保全の仕事をしています。うりです。
この記事では、「設備保全に向いている人の特徴」について解説します。
というのも、
- 設備保全って難しそう…。
- 私にもできるの…?
- 設備保全に興味が出てきたけど、向いているのかな…?
というような、不安の声を聞きます。
この記事では、実際に設備保全として働き、新人教育も行っている私が、
- 設備保全に向いている人の特徴7つ
- チェックリストを使って設備保全の適性を見極めよう
- 設備保全は未経験からでもできる
について解説していきます。
向いている人の特徴に多くあてはまる人は、設備保全の仕事を検討してみるのもアリですね^^
設備保全について知りたい人は、まずこの記事をどうぞ▼
>>設備保全とは?【知識0→仕事のイメージができるまで網羅的に解説】

【自己紹介】
- 20代後半
- 大手電子部品メーカー勤務
- 製造工場配属
- ライン工歴2年
- 設備保全職6年目
- 3交代勤務実施中
設備保全マンに向いている人の特徴7つ
設備保全マンに向いている人の特徴は下記7つ。
- ①機械いじりが好きな人
- ②4直3交代勤務に耐えられる人
- ③すぐにイライラしない人
- ④小さな変化に気付ける注意力がある人
- ⑤考察・分析できる人
- ⑥人と話すことが苦じゃない人
- ⑦臨機応変に対応できる人
1つ1つ解説していきます!
①機械いじりが好きな人

機械いじりが好きな人、機械を触るのに抵抗がない人が向いています。
これは、最も大切な項目だと私は思います。
設備保全の仕事は、機械のメンテナンスやトラブル対応、改善などがあり、1日中機械を触っていたり、考える必要があります。
機械好きにはたまらない仕事です!
実際の仕事内容について知りたい人は、この記事に目を通してみてください▼
②4直3交代勤務に耐えられる人
設備保全マンは、基本的に4直3交代勤務があります。
4直3交代勤務とは、「24時間を3つに分けて、それを4班で回す勤務形態」です。
下記のように、24時間を3つに分け、それぞれを『朝勤・昼勤・夜勤』と言います。
※会社によって、時間の分け方は多少違うため参考程度で
- 朝勤:9:00~17:00
- 昼勤:17:00~1:00
- 夜勤:1:00~9:00

朝勤・昼勤・夜勤の中で、夜勤がきついという人が多いです。
夜勤をうまく乗り切れる人であれば、4直3交代勤務のメリットは大きいため、向いていると言えます。
4直3交代勤務とは?メリット・デメリットについて解説しています▼
③すぐにイライラしない人

設備保全の仕事は、イライラしそうになる場面が多くあります。
私が思いつくだけでも、
- 設備トラブルが一気に発生し、手が回らない
- 点検などの毎日同じ作業
- ねじが入らない、緩まない
- 作業しにくい部分の対応
- 設備トラブルが全然直らない
- 上司や他部門からのプレッシャー
などなど、まだまだ挙げきれないほどあります。。。
設備保全であれば、ねじが中々入らない・緩まない、手元の見えない作業しにくい部分の対応は鉄板ネタです(笑)
このように、イライラしそうになる場面が多くあり、イライラしてしまうと作業に大きな影響が出てくる仕事です。
なので、心にゆとりのあるイライラしない人は向いています。
④小さな変化に気付ける注意力がある人

設備トラブルは、小さな変化があった時に起こることが多くあります。
そのため、定期メンテナンスの時や日々の保全業務の時に、変化点に気付くことで、未然に設備トラブルを防ぐことができます。
また、「設備トラブルがなかなか直らない。」というときにも、小さな変化に気付ける人は、早く原因の特定をできる人が多いです。
設備保全マンとして仕事ができると会社で言われる人は、特にこの能力が秀でている印象です。
⑤考察・分析できる人

予期せぬ設備トラブルや故障が起こった時、考察・分析できる人はとても良いです。
「なぜトラブルが起こったのか?」考察・分析し、いち早く原因特定をすることができます。
設備保全マンの中には、「ここの部品が壊れてそうだからとりあえず交換してみる。」というような、根拠のない対応をする人が多くいます。
このような対応では、結局復旧までに時間がかかったり、再発をしてしまうことも多いです…。部品費も余計にかかりますし。
設備保全マンは、設備トラブルが発生した時にいち早く復旧させ、被害を最小限に抑えることが求められます。
そのため、考察・分析できる人はとても向いていると言えるでしょう。
⑥人と話すことが苦じゃない人

設備保全マンは、製造オペレーターや他部署の人たちと話す機会がしばしばあります。
一例ですが、
- トラブルの発生状況の確認
- 点検やトラブル対応の進捗報告
- 他部署からの設備に関する質問の回答
- 設備保全での引継ぎ
など、まだまだあります。
このように設備保全は、毎日いろいろな人とコミュニケーションを取る場面があります。
そのため、人と話すことを苦と感じてしまう人はきつい仕事です。
⑦臨機応変に対応できる人

設備保全では、予期せぬことが多く起こります。
例えば、
- 予期せぬ設備故障
- 予期せぬ品質不具合
- 予期せぬ急な生産計画の変更
- 急な設備調査依頼
などなど多くあります。
そんな中で、生産を遂行するために、臨機応変に対応していかなければいけません。
そのため、予期せぬことが多く起こっても、柔軟に臨機応変に対応できる人が向いていると言えます。
チェックリストを使って設備保全の適性を見極めよう
向いている人の特徴7つを解説しましたが、この中でも最重要(MUST)な特徴が2つあります。
それが、
- 機械いじりが好きな人
- 人と話すのが苦じゃない人
です。設備保全で働くなら、この特徴をクリアしていないときついと思います。
そこで、チェックリストを作ってみましたので、適性を診断してみてください。

適性の参考値はこんな感じ。
- 最高適正:MUST2つ。WANT5つ。
- 高適正:MUST2つ。WANT4~3。
- 中適正:MUST2つ。WANT2~1。
- 低適正:MUST2つ。WANT0。
- 適正なし:MUST1~0。
MUSTの項目2つの中の1つでもチェックが入らなければ、適性はないと思っています。
そのくらい重要な特徴です。
逆に、チェックが多く入る人は、設備保全の仕事をとても楽しめると思います。
設備保全は未経験からでもできる

設備保全に興味がわいてきた。適性もある!
けど未経験者でもできるの…?
このような不安が拭えない人も、いると思います。
結論、未経験からでもできます。
設備保全は、
- 基本マニュアル通りの作業
- 新人教育の期間が長い
- 先輩社員と複数人で仕事をするため、分からない部分のフォローがある
という特徴があります。
そのため、未経験だから…。と心配する必要はありません。

私も、未経験から今でも働いているよ!
詳細はこの記事で解説しています。ぜひ目を通してみてください▼
まとめ:頭の良さは関係ない。機械好きに向く仕事。
設備保全は難しそうと思われがちですが、頭の良さは関係ありません。
というより、「機械が好き」「人と話すのが苦じゃない」という人なら、誰でもできます。
適性のある人は、転職の候補に設備保全もありだと思います。
少しでも気になれば、とりあえず求人を見てみるのはアリかと。
「リクルートエージェント」は求人数も多く、とりあえずにおすすめです。
無料ですし、意外と魅力的な求人が転がっていますよ。
というわけで今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
おわりっ
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