設備保全の仕事をしています。うりです。
この記事では、「工場で働くなら、将来性のある設備保全に就職/転職すべき」について解説します。
というのも、将来を見据えたときに大きなメリットのある仕事だと思うからです。
そこでこの記事では、
- 工場で働くなら、将来性のある設備保全に就職/転職すべき話
- 設備保全の経験がなくても就職/転職できる?
- 最も求人のある製造オペレーターに就職/転職はどうなのか?
について解説していきます。
設備保全について知りたい人は、まずこの記事をどうぞ▼
>>設備保全とは?【知識0→仕事のイメージができるまで網羅的に解説】

【自己紹介】
- 20代後半
- 大手電子部品メーカー勤務
- 製造工場配属
- ライン工歴2年
- 設備保全職6年目
- 3交代勤務実施中
工場で働くなら、将来性のある設備保全に就職/転職すべき話
工場に就職/転職したいのなら、設備保全がおすすめです。
なぜなら、
- 将来性がある
- 辞めてもスキルが残る
- 次の職もすぐに見つかる
- おもしろく、やりがいを感じられる仕事
からですね。順番に解説していきます。
設備保全は将来性がある
100年後は分かりませんが、10年・20年であれば将来性はあると言えます。
というのも、現在の風潮的に
『人』→『機械』
に世の中はどんどん置き換わっています。
例えば、
- レジの店員→セルフレジ
- ライン作業員→機械
- 事務処理関係→AIで自動集計
のような感じです。
このように単純作業の仕事は、今後ほとんどが機械に置き換わっていくと思われます。
では、なぜ設備保全は将来性があるの?
設備保全の仕事はざっくり、
- 機械や設備が壊れないように点検
- 機械や設備に不具合(故障)があった場合の修理
を行います。
ということは、『人』→『機械』に置き換わることで、機械が増えるため、設備保全の需要が高まることが容易に想像できます。
そのため、将来性は高いと言えます。
設備保全の仕事内容についての詳細を書いています。ぜひご覧ください▼
>>設備保全の仕事内容は?【実際に働く私の1日のスケジュールを紹介】
辞めてもスキルは残る
設備保全の仕事は、もし辞めることになっても次に生かせるスキルが身につきます。
「辞めることを今考えるの?」と不思議に思う人もいるかもしれません。
ですが、辞めることも考えておけば心に余裕が生まれますし、とりあえずチャレンジしてみようとも思えますよね。
では、設備保全の仕事で身につくスキルを紹介すると、
- 機械・電気の基礎知識
- コミュニケーションスキル
- エクセル・パワーポイントのスキル
- プレゼンテーションスキル
ですね。
機械・電気の基礎知識や、コミュニケーションスキルが身につくことは、イメージできると思いますが、
「エクセル・パワポも?」「プレゼンテーションスキル?」
と、意外に思う人もいます。
ですが設備保全の仕事は、
- 日々の設備故障の集計・分析:エクセル
- 設備改善のデータ集計:エクセル
- 設備改善の報告:パワポ
- 他部門との打合せ資料作成:パワポ
のような仕事もあるため、エクセル・パワポの知識が身につきます。
また、日々の打合せや報告会によって、プレゼンテーションスキルも身についてきます。
このように、もし設備保全の仕事を辞めるとなっても、次に生かせる点は大きなメリットです。
次の職もすぐに見つかる
設備保全の経験があるという実績があれば、次の仕事もすぐに見つかることが多いです。
これは先ほど解説したように、設備保全を経験している人は、
- 機械・電気の基礎知識
- コミュニケーションスキル
- エクセル・パワーポイントのスキル
- プレゼンテーションスキル
があると、会社側もわかっているからです。
「設備保全」→ 「設備保全」として転職するのは容易
設備保全をしていた人が、設備保全として転職するのは容易です。
というのも設備保全は、
- 将来の需要も高く、人員を確保しておきたい会社が多い
- 即戦力になる経験者が優遇される
という傾向があるためです。
そのため、設備保全の経験者であれば、意外と大手企業への転職もできるんです。

私の会社(大手)でも、設備保全で中途採用される人が増えています!
おもしろく、やりがいを感じられる仕事
仕事自体もおもしろく、やりがいを感じられます。
仕事自体が、つまらなくてやる気になれなかったら意味ないですよね。
その点、実際に設備保全として働く私が感じるおもしろい部分として、
- 単純に機械いじりが楽しい
- 設備トラブルを直した時の達成感
- いろいろな人に感謝される
- とにかくやりがいが大きい
があります。
きつい部分もありますが、普通におもしろいですし、やりがいが大きいですね。
設備保全のおもしろさについて、以下の記事で実例も交え紹介しています。ぜひご覧ください▼
>>【実例あり】設備保全はおもしろい!とてもやりがいのある仕事です。
設備保全が気になったら、まずは求人を見てみよう
とりあえず求人数の多い転職サイト・転職エージェントに登録して、眺めてみるだけでもOK。
まずは「リクルート」に登録してみるのが良いかと。
リクルートは超大手の転職エージェントで求人数も多いため、とりあえず会社を探してみるには向いています。
他にも、おすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介しています。参考にどうぞ。
>>設備保全に強い転職サイト・転職エージェント3選【転職の成功はあなたの判断次第】
少しでも転職を考えている人は、仕事を辞める前に求人を見ておくほうが絶対に良いです。
仕事を辞めてから求人を探すと、心が焦っているため良い会社が選べませんからね。
働きながら次の仕事を探しつつ、良い会社が見つかったら今の仕事を辞める。
このくらい余裕を持っておきましょう。
設備保全の経験がなくても就職/転職できるの?
結論、できます。
新卒入社であれば、求人も多くありますし、即大手企業も狙えます。
ですが、未経験での転職となると、いきなり大手に入社は厳しい印象です。
というのも、やはり企業側は即戦力になる人材を欲しているからです。
未経験者は、
- 研修や基本的な教育から行う必要がある
- 1人前になるまでの時間や手間がかかる
というデメリットがあります。
1人前の設備保全になるには2~3年かかると言われてますから、企業の気持ちもわかります。
ただ未経験でも、
- 人手が足りない中小企業
- 簡単な保全作業を行う、派遣社員としての採用
であれば、問題なく転職できます。
そこで、経験を積んでから大手への転職という道もあります。
詳細を以下の記事に書いていますので、ぜひご覧ください▼
>>【結論】未経験でも設備保全に転職は可能です【少しずつ経験を積もう】
最も求人のある製造オペレーターの就職/転職はどうなのか?
「工場で働きたい!」と思って仕事を探すと、製造オペレーターの求人が最もあります。
ですが、将来性のことを考えると製造オペレーターへの就職/転職は、おすすめしません。
「工場で長く働きたい!」という人であれば、わざわざ将来性の低い仕事につかなくても…。と思います。
ですが、
- 短い期間前提で働きたい
- 単純作業で黙々と働きたい
という人であれば、製造オペレーターとして働くのもありだと思います。
また、私の会社では、
「製造オペレーター」→「設備保全」
に異動してきた人も多くいます。
会社側に設備保全に異動したいと希望し、社員の希望をしっかりと汲み取ってくれる会社であれば、このような可能性もあります。
なので、基本的におすすめはしないですが、条件によってはありって感じです。
まとめ:設備保全に就職/転職はあり
設備保全への就職/転職のメリットをまとめると、
- 将来性がある
- 辞めてもスキルが残る
- 次の職もすぐに見つかる
です。
将来性もあって、辞めても使えるスキルが残る仕事は、なかなかないです。
- 設備保全に興味がわいた!
- 機械を触るのが好き!
という人は、設備保全の仕事も候補の1つとしてみてください。
というわけで、今回は以上です。
この記事が、少しでも就職/転職の参考になると嬉しいです^^
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