投資信託を銀行窓口で買うと損をする理由【元銀行員に話しも聞いてみた】

以前、友人からこのような質問がありました。

友人
友人

「銀行に行ったら投資をすすめられたんだ!稼げる投資信託を紹介されたんだけどいいと思う?」

うり
うり

「損するから絶対買っちゃダメ!銀行で誘ってくる投資関係の話しはガン無視して!」

私はすぐに、銀行で投資商品を買うと損をするから絶対ダメと回答しました。

このように銀行で投資商品をすすめられて「買ってみようかな~」と思っている人もいるのではないでしょうか?もしそうであれば、買うはやめましょう!

この記事では、なぜ銀行窓口で投資商品を買うと損をするのか投資商品を買うならどこで買えばいいのかについてわかりやすく解説していきます。

また、元銀行員に話しも聞いてみました。

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投資信託を銀行窓口で買うと損をする理由

投資信託を銀行窓口で買うと損する理由は下記のとおり。

  • 高い手数料を取られる
  • 優良ファンドを売っていない

簡単に言うと、手数料の高いぼったくり商品を買わされます。

高い手数料を取られる

基本的に投資信託には手数料が3種類あります。

  • 信託報酬手数料:投資信託を管理・運用してもらうための経費
  • 購入時手数料:投資信託を購入するときにかかる手数料
  • 信託財産留保額:投資信託を売った時(解約)に発生する手数料

まったく同じファンドであっても、銀行窓口とネット証券とでは、購入時手数料が変わってきます。

手数料についての意味を知っておきたい人はこの記事を参考にしてみてください▼

✅例として人気アクティブファンドの「ひふみプラス」を見てみます。

下図は「ひふみプラス」の目論見書内にあるファンドの費用についての説明です。

手数料について見てみると、

  • 信託報酬手数料:純資産総額にあわせた一定額
  • 購入時手数料:3.3%を上限として、販売会社が定める料率
  • 信託財産留保額:ありません

というように、購入時手数料は上限率は決まっていますが、何%にするかは販売会社(銀行)にゆだねられています。

銀行は、ネット証券では購入時手数料が0の商品を、投資について知識がない人に高い購入時手数料を払わせて儲けているということです。

うり
うり

大手のネット証券では、投資信託の購入時手数料はかからないことがほとんど!

優良ファンドを売っていない

まず銀行では優良ファンドを売っていません。おすすめされるファンドは全てぼったくりファンドと思っていいレベルです。

銀行窓口でおすすめされる、ぼったくりファンドの特徴は下記3つ。

  • 信託報酬が高い
  • 購入時手数料が高い
  • 毎月分配型の投資信託
信託報酬が高い

信託報酬が高いファンドをおすすめされます。

これも高い信託報酬(手数料)を払ってもらうことで銀行が儲けるためです。

✅例として、この2つのファンドの比較をしてみます。

  • eMAXIS 先進国株式インデックス:主に銀行でおすすめされる
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:ネット証券で購入可能

名前も似ていますね。何が違うのか見てみましょう。

下表はそれぞれの手数料などをまとめたものです。

連動指数・購入時手数料・信託財産留保額は同じ設定です。

連動指数とは

株価指数と同じ動き(価格推移)をめざすこと。今回挙げた2つのファンドは連動指数が同じため、値動きはほとんど同じになる。

しかし、信託報酬(投資信託を管理・運用してもらうための経費)を見てみると、6倍以上の違いがあることがわかります。

ファンドの値動きは同じなのに、手数料だけはぼったくられることがわかります。

うり
うり

同じ値動きをするもっと手数料の安いファンドがあるにもかかわらず、手数料の高いファンドをおすすめされることがほとんどですので注意!

購入時手数料が高い

先ほど説明したように、購入時手数料を高く設定した商品を売ってきます。

銀行は、ネット証券では購入時手数料が0の商品を、投資について知識がない人に高い購入時手数料を払わせて儲けています。

投資信託の購入では、購入時手数料は0が普通ということを知っておきましょう。

毎月分配型の投資信託

毎月分配型ファンドをおすすめされます。

しかし毎月分配型と書いてあるファンドは、100%といっていいほどぼったくり商品です。

なぜぼったくり商品なのか、理由は2つ。

  • 手数料が高い
  • たこ足配当
手数料が高い

毎月分配型は手数料がかなり高いです。

信託報酬は2%弱~3%取られることがあります。

インデックス投資の平均利回りが3%~7%程度ですので、信託報酬が2%弱~3%かかると、リターンがかなり低くなってしまうことがわかると思います。

また、購入時手数料も当たり前のように取られるため、手数料で利益が0、最悪の場合損失が出てしまいます。

たこ足配当

毎月分配型のファンドのほとんどが、たこ足配当の分配金になっています。

たこ足配当とは

ファンドの利益が出ていないのに、利益以上の分配金を支払うこと。

このたこ足配当は、一見すると高い分配金がもらえるように見えますが、実際はそうではありません。どういうことなのか例を用いて説明します。

✅例:価格1万円の毎月分配型ファンドを1口買ったとします。(分配金は3%のファンド)

今年は利益が出ませんでした。ただし、分配金は3%(300円)払わないといけません。この時、ファンドに利益が出ていないので、払うことのできるお金はないですよね?

そのお金を賄うために、ファンドの資産を切り崩して分配金を支払います。よって、ファンドの価格は9700円となります。

上記を考えると、私たちがファンドを買った1万円の中から、配当金として300円戻ってきているだけで、意味がないですよね。。。

このように、たこ足配当のファンドは投資しないようにしましょう。

手数料の高さやたこ足配当についてばれないように、ファンドの内容も複雑に構成されているため注意です。

うり
うり

毎月分配型と書いてあるファンドは、絶対やめよう!

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元銀行員に話を聞いてみた

注意

友人の働いていた銀行の実態ですので、すべての銀行がこのような状態ではありません。その点は理解をお願いします。

元銀行員の友人に話しを聞きました。実態をまとめると下記のとおり。

  • 銀行員自体が投資に詳しいわけではない
  • お客さんに紹介しているファンドは悪いファンドではないと思っている
  • 売り込むファンドは指定されている
  • 友人本人も高い手数料のテーマ型ファンドに投資している

このように、銀行員は投資について詳しくないのに商品を売っている人がほとんどのようです。

なので、窓口で商品を売ってくる銀行員は、ぼったくり商品を売っている認識持っておらず、お客さんへの損失リスクについてもわかっていない人が多いようです。

売り込むファンドもある程度指定されているみたいです。

実際、話を聞いた本人も手数料の高いテーマ型ファンドに積立て投資をしていました。

選定理由を聞いても、このテーマは今後伸びると思うということしかなく、手数料やリスクについてはあまり気にしていないようでした。。。

このように、銀行員はファンドについてあまり理解していない状態で、悪気なくぼったくり商品を売っているのが実態のようです。

投資初心者が読むべき1冊です。

銀行員など、投資商品を売って利益を得る「お金のプロ」は信用するな。ということについても書いてあります。

気になった人は試しに読んでみてください。

投資信託の購入はネット証券一択

では、投資信託はどこで買うべきなのでしょう。

結論は、ネット証券一択です。

ネット証券で投資信託を買うべき理由は下記のとおり。

  • 購入時手数料が安い
  • 銀行では売っていない優良ファンドが購入できる
  • 投資商品のセールスがない

購入時手数料が安い

購入時手数料が安いことが多いです。

✅例として、人気アクティブファンドの「ひふみプラス」の手数料を見てみましょう。

銀行は購入時手数料を0~3.3%まで任意で取ることができます。大体2~3.3%程度取ってくるでしょう。

それと比較して、ネット証券は0%(かからない)です。ほかの投資信託も購入手数料がかからないものが多いです。

銀行では売っていない優良ファンドが購入できる

銀行で売っている商品は、手数料が高いものがほとんどで、優良ファンドは売っていません。

しかし、ネット証券では「eMAXIS Slimシリーズ」をはじめとする、手数料が最低水準の優良ファンドも多く売っています。

eMAXIS Slimシリーズとは

「業界最低水準の運用コストを、将来にわたって目指し続ける」という目標を掲げているファンドシリーズ。現時点、手数料も最低水準の人気ファンド。

優良ファンドをを選ぶときに見るべきポイントについて記事を書いていますので、参考にしてみてください。

投資商品のセールスがない

対面での販売がないため、投資商品をセールスされる心配がありません。

銀行窓口では銀行員が、

銀行員
銀行員

こんなおすすめ商品がありますよ。このような良いリターンも出ていますよ。

などと説明してきます。

また、「自動運転のファンド」や「AIを使ったファンド」など、流行りの商品や、いかにもすごそうなファンドも紹介してくることが多いです。

投資初心者はこのようにおすすめされると、買いたくなってしまうのでないのでしょうか?

また、銀行員の方が愛想よく、親切に説明してくれると断りにくくもなってしまいますよね。

ネット証券では対面販売がないため、誘導されることなく、ファンドを買うことができます。

このように、投資信託の購入は必ずネット証券で行うようにしましょう。

おすすめのネット証券は、楽天証券です。

楽天証券は、業界大手・手数料最安レベルの優良ネット証券です。

また、楽天経済圏がお得というメリットもあります。

上図のように顧客満足度もNo.1と安心もできるため、初めて口座開設をする人はとりあえず楽天証券で間違えないでしょう。

詳しく知りたい人は、「投資を始めるなら「楽天証券口座」を作ろう【楽天と生きていく】」で解説しています。

口座開設はこちら

まとめ:ぼったくり商品は資産形成の敵!優良ファンドを見極めよう。

以上、投資信託を銀行窓口で買うと損をする理由を解説しました。

銀行窓口で投資信託を買うと、デメリットばかりだとわかったと思います。投資関係について窓口に行くのはやめましょう。

投資信託は長期保有を前提に買う人が多いと思います。そこでぼったくり商品を買ってしまうと、手数料ばかり取られ、長期間持っていてもなかなか資産が増えません。

時間は有限です。また、投資は時間が1つの武器です。なので、手数料の低い優良ファンドを見極めて投資していきましょう。

というわけで、今回は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おわりっ

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