【ジムニーの乗り心地は悪い】理由とコスト別に改善方法を8つ紹介!
- ジムニーの乗り心地は悪いの?
- 乗り心地が悪いと感じるリアルな意見を聞きたい!
- コスト別に乗り心地を改善する方法が知りたい!
このような疑問に答えます。
僕はJB64ジムニーに乗っていますが、正直なところ乗り心地は悪いです。
ハスラーなどと乗り比べをすると、明らかにわかるくらい乗り心地が違います。
乗り心地を重視する人は、改善が必要になってくるでしょう。
そこで本記事では、ジムニーの乗り心地が悪いと感じる部分と、改善方法をコスト別に紹介します。
ジムニーの購入を検討していて乗り心地について知りたい人、乗っているジムニーの乗り心地を改善したい人は参考にしてみてください。
※ジムニーに惹かれている人は、ネットで新古車・中古車を探してみるのがおすすめ
ネットで新古車・中古車を探すメリット
- 最短納期で納車できる
- 在庫確認は対面不要のため気軽にできる
- 完全無料で在庫を探すだけでもOK
- プロが探してくれるため時間の節約
- 情報の出回っていない非公開車両を紹介してもらえる
※ジムニーは納期が1年以上です。今から新車を注文するのはおすすめとは言えません…。
>>【簡単・無料】新古車・中古車の問合せ方法はコチラ
大手ガリバーの無料サービス!
ジムニーの乗り心地が悪いと感じる部分と理由
ジムニーの乗り心地が悪いと感じる部分が以下のとおり。
- 段差での揺れが大きい
- カーブのときの横揺れ
- 高速道路での風の影響
- 長時間の運転
- 走り出しの加速が弱い
段差での揺れが大きい
ジムニーは街乗りでの小さな段差の影響を受けやすく、大きく上下左右に揺れます。
純正状態のジムニーはオフロードを走行する前提で設計されており、サスペンションが固くなっています。
サスペンションが固いことで、小さな段差でも跳ねてしまうため、船に乗っているようなふわふわした感覚になります。
また、ジムニーは車体の高さも高いため揺れやすいです。
オンロードはイマイチ、オフロードの性能は抜群です!
カーブのときの横揺れ
急カーブや右左折のときの横揺れが大きいです。
というのも、ジムニーは車体の高さが高いため横方向の力の影響を受けやすいです。ハスラーと寸法を比較すると以下のとおり。
ジムニー | ハスラー | |
全長 | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,725mm | 1,680mm |
ホイールベース | 2,250mm | 2,460mm |
また一般的な乗用車のサスペンション方式は、タイヤ1つ1つが独立して動く、独立懸架式サスペンションになっています。
- 乗り心地がいい
- 路面をしっかりとつかみ安定して走れる
ですがジムニーは、左右のタイヤを直接つなぐような方式の、3リンクリジッドアクスル式サスペンション方式になっています。
- オフロードの走破性が高い
- 丈夫で壊れにくい
この方式は、段差や横方向の力を吸収しにくいため、乗り心地は悪いです。
乗り心地よりオフロード性能に特化した性能!
高速道路での風の影響
高速道路などの横風が吹くと影響を受けやすいです。
これも、ジムニーは車体の高さが高く横方向の力に弱いためです。
思ったより風にあおられてしまうため、慎重な運転が必要です。
ジムニーで高速道路の走行はきつい部分に関して、詳細を以下の記事に書いています。
長時間の運転
長時間の運転はほかの軽自動車と比べると快適とは言えません。
段差やカーブでの揺れや振動が大きく、2,3時間運転すると腰がやられます。
また、純正でアームレストがついていないため、長時間の運転では余計疲れます。
僕はこのようなアームレストを後付けしています。
取付けているアームレストの詳細はこちら。
走り出しの加速が弱い
ジムニーは走り出しの加速が悪いです。この点もほかの軽自動車と比べると一目瞭然です。
これは、ジムニーの車重がほかの軽自動車より重いことが影響しています。
JB64ジムニー | ハスラー | タフト |
1040~1050kg | 810~890kg | 830~890kg |
また、ジムニーのスロットルは開きにくい(エンジンの出力が弱い)電子制御をされています。
- スロットルとは
- エンジンへの空気の送り込む量を調整するパーツです。スロットルが開くほど空気が多く送り込まれ、エンジンの出力がUPします。
アクセルの踏み込み量でスロットルの開き量が調整でき、エンジンの出力調整ができます。
そのため、ジムニーのアクセルを頑張って踏んでも加速が悪いんです…。
スロットルが開きにくい制御には、以下のようなメリットもあります。
- 急加速の防止
- 速度出しすぎの防止
- 燃費悪化の防止
安全や環境にはいいですが、加速が弱いため良いのやら悪いのやらです。
走り出しの加速が悪い点について詳細を以下の記事に書いています。
低コストで乗り心地を改善する方法4つ(0円~1万円)
0円~1万円の低コストで乗り心地を改善する方法が以下のとおり。
- タイヤの空気圧を少し下げる
- アームレストの取付け
- 純正タイヤを変えない
- リフトアップしない
ジムニー乗りがやりがちな、乗り心地を悪化させてしまう点にも注目しています。
タイヤの空気圧を少し下げる
タイヤの空気圧を少し下げることで、走行中の揺れを軽減することができます。
地面からの衝撃をタイヤが吸収してくれるイメージです。
ですが、空気圧を下げすぎると操作性や燃費に不利になるため注意が必要です。
ジムニーの基準空気圧は、運転席ドアを開けたところに書いてあります。
自己責任ではありますが、各車で設けられている基準空気圧から-10%程度を限度としておきましょう。
アームレストの取付け
ジムニー専用のカスタムパーツで、アームレストがあります。
このアームレストを取付けることで、長時間運転の疲れが軽減するため乗り心地の改善につながります。
僕もつけているおすすめのアームレストがこれ。
ひじを置く部分の面積も広く、程よく柔らかいため長時間運転の疲れを軽減してくれます。
また、アームレスト内に収納スペースもあります。ジムニーの欠点の1つである、収納スペースの少なさも改善してくれるためおすすめです。
紹介したアームレストの使用感レビューがこちら。
純正タイヤを変えない
ジムニーの定番カスタムで、オフロードタイヤの交換があります。
このオフロードタイヤを交換することで、乗り心地が悪化してしまうことがほとんどです。
そのため純正タイヤまま乗っておけば、乗り心地を悪化させることはありません。
というのも、純正タイヤは乗り心地に優れている「H/Tタイヤ」が使われています。
ですが、タイヤカスタムをするほとんどの人が、ごつごつした「A/Tタイヤ」「M/Tタイヤ」に交換します。僕もA/Tタイヤにカスタムしています。
それぞれの特徴が以下のとおり。街乗り向きであるほど乗り心地は良いです。
ジムニーの純正タイヤは、H/Tタイヤの「デューラーH/T」が使用されているため、乗り心地を重視する人は変えないようにしましょう。
タイヤの種類の詳細について、以下の記事で解説しています。
リフトアップしない
ジムニーの定番カスタムで、リフトアップがあります。
- リフトアップとは
- 車の車高を上げるカスタムのこと。車体を大きく見せることで外観の迫力UPや、障害物の多い悪路での走破性UPができる。
リフトアップをすることで車高が高くなり、さらに横方向の力に弱くなるため揺れの影響を受けやすくなります。
また、設計されたジムニーのバランスから崩れてしまうため、乗り心地には不利になると言えるでしょう。
人気のカスタムではありますが、乗り心地を重視する人はリフトアップはやめておきましょう。
コストはかかるが乗り心地を大きく改善する方法4つ(1万円以上)
1万円以上とコストはかかりますが、乗り心地を大きく改善する方法が以下のとおり。
- ショックアブソーバー交換
- シート交換
- スロコンの取付け
- オンロード性能の高いタイヤに交換
ショックアブソーバー交換
ショックアブソーバーを交換することで、不快な揺れを抑え、船に乗っているようなふわふわした感じがなくなります。
また、操縦性もよくなり、コーナーリングや高速での車線変更などスムーズに行うことができます。
おすすめのショックアブソーバーがこれ。
ドイツの有名メーカー「ビルシュタイン」から登場しているショックアブソーバーがおすすめ。
ポルシェなどに純正採用されている信頼性の高いメーカーです。
ジムニー乗りの中でも人気で、このショックアブソーバーを選んでおけば間違いないと言える商品です。
ビルシュタインの試乗レビューもありますので、参考にどうぞ。
シート交換
ホールド感の高いシートに交換することで、揺れによる体への負担が軽減されます。
ジムニー純正シートは、平面部分が多くホールド感が弱いため体への負担が大きいです。
そんななかおすすめするのが「RECARO」のシートです。
RECAROのシートは、モータースポーツで使われる多くの車に搭載され、24時間耐久レースの車でも採用されるほど高品質なシートです。
おすすめが「RECARO SR-7F」。
背もたれ部分の形状によりホールド感が高いです。
というのも、人間工学に基づいた最も体の負担が少ない、背骨の形状をゆるやかなS字カーブとなるようサポートしてくれるためです。
シートの材質も高品質のため、身体にかかる負担を激減してくれます。
同じ種類ではありますが、「RECARO SR7」もあります。
背もたれだけでなく座面部分もホールド感のある形状になっています。
ホールド力はとても高いですが、車の乗り降りがしにくくなるため注意が必要です。
スロコンの取付け
スロコン(スロットルコントローラー)を取付けることで、走り出しの加速を改善することができます。
- スロコン(スロットルコントローラー)とは
- 電子式スロットルの開き具合(アクセルの踏み量)の信号を増減させ、車のエンジンの出力を変化させる部品。
このようにして走り出しの加速が良くなることで、乗り心地の改善につながります。
ジムニー乗りに人気でおすすめのスロコンがこれ。
PIVOTのスロコンにはいろいろなモードがあり、ドライバーの好みによって走りを調整できる点も嬉しいところです。
- パワーモード:全速度域でレスポンスUP
- レスポンスモード:低中速度域でレスポンスUP
- ecoモード:急加速を抑える
オンロード性能の高いタイヤに交換
オンロード性能の高いタイヤに交換することで、乗り心地改善につながります。
ですが、タイヤをカスタムしている人であれば、オンロード性能の高いタイヤに交換すると乗り心地は格段に良くなります。
以下のタイヤは、純正ジムニーに取付けることができる、オンロード性能の高いタイヤです。
純正タイヤのデューラーH/T(175/80R16)に戻しても良いでしょう。
純正タイヤであればオンロード性能が高いため、交換しないままが良いでしょう。
【欠点が気になる人】高く売れるジムニーだからこそ売却もあり
- どうしても欠点が気になる…。
- ジムニーを買ったけど、少し後悔している…。
このような人は、早めにジムニーの売却を検討するのもありです。
というのも、ジムニーは高く売れる車(リセールバリューの高い車)だからです。
- ジムニーは人気が高く、供給が追い付いていない状態
- 軽自動車の本格4WDはジムニーしかない
- 根強いファンが多い
このような理由もあるため、ジムニーの売却を検討するのもありです。
ただし、年月が経つほど買取価格が下がる傾向があるため、売却するなら早めがおすすめです。
新型ジムニーであれば、購入価格以上で売却できることもあります!
いきなりジムニーの売却に踏みだせる人も少ないですよね。
とりあえず簡単に複数の業者に査定依頼ができる「車一括査定サイト」を使って、どのくらいの金額で売れるのか確認してみましょう。
ジムニーをより高く売却できる!
おすすめNo.1!サイト選びが面倒な人にはここ!
まとめ
本記事では、ジムニーの乗り心地が悪いと感じるタイミングと、改善方法を紹介しました。
内容をまとめると以下のとおり。
- 乗り心地が悪いと感じるタイミング
-
- 段差での揺れが大きい
- カーブのときの横揺れ
- 高速道路での風の影響
- 長時間の運転
- 走り出しの加速が弱い
- 乗り心地を改善する方法(0円~1万円)
-
- タイヤの空気圧を少し下げる
- アームレストの取付け
- 純正タイヤを変えない
- リフトアップしない
- 乗り心地を大きく改善する方法(1万円以上)
-
- ショックアブソーバー交換
- シート交換
- スロコンの取付け
- オンロード性能の高いタイヤに交換
ジムニーの乗り心地は悪いですが、それもジムニーならではの個性です。魅力もたくさんありますが欠点もそれなりにあります。
乗り心地が悪いのもジムニーらしさがあってお気に入りです!
魅力や欠点について、詳細を以下の記事に書いています。参考にしてみてください。
※ジムニーに惹かれている人は、ネットで新古車・中古車を探してみるのがおすすめ
ネットで新古車・中古車を探すメリット
- 最短納期で納車できる
- 在庫確認は対面不要のため気軽にできる
- 完全無料で在庫を探すだけでもOK
- プロが探してくれるため時間の節約
- 情報の出回っていない非公開車両を紹介してもらえる
※ジムニーは納期が1年以上です。今から新車を注文するのはおすすめとは言えません…。
>>【簡単・無料】新古車・中古車の問合せ方法はコチラ
大手ガリバーの無料サービス!